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ワイス 急性骨髄性白血病治療薬マイロターグ発売

公開日時 2005/09/21 23:00

ワイスは9月21日、急性骨髄性白血病(AML)治療薬としては世界初の生物学的
製剤「マイロターグ」(一般名:ゲムツズマブオゾガマイシン)を国内で発売
したと発表した。

抗悪性腫瘍剤(抗がん性抗生物質統合抗CD33モノクローナル抗体)で、適応は
再発性および難治性のAML。武田薬品が販売する。ピーク時売上高予想は発売
6年目で10.7億円(推定患者数762人)。

マイロターグは、2000年に米国で初めて上市され、現在までに15カ国で承認
されている。04年度のグローバルでの売上高は3500万ドル。ワイスにとって
は、日本では3月に発売した関節リウマチ治療薬「エンブレル」に続く2番
目の生物学的製剤の市場投入となる。

抗体と化学療法剤を結合した新しいタイプ(イムノトキシン)の抗がん剤で、
抗体部分は骨髄性白血病細胞に発現しているCD33抗原に結合する。この抗原は
、他の骨髄の造血細胞にもあるが、正常な造血幹細胞、リンパ系細胞、その他
の非造血細胞にはない。静脈内投与され、細胞内に取り込まれるまでは血液中
で安定しているが、抗原に結合し細胞内に取り込まれると殺細胞効果を発揮す
るという。

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