薬価研・古賀幹事長 後発品のある先発品ターゲットになる可能性
公開日時 2005/08/18 23:00
日本製薬団体連合会保険薬価研究委員会の古賀典之幹事長(アステラス製薬)
は薬価研ニュース8月号の中で、来年度薬価改定の具体的な見通しについて触
れ、既収載品について「後発品のある先発品に関する給付・償還制度もしくは
薬価算定ルールの見直し、一部の品目の保険給付上の取り扱いの見直し等が俎
上に上がると思われる」との見解を示した。
一方、新薬については「外国平均価格調整や原価計算方式等の見直しが議論さ
れていく可能性が高い」とした。そのうえで「医薬品がさらにマイナスを余儀
なくされるといった事態はできる限り避けたい」と強調した。