田辺製薬 レミケード投与施設・患者数拡大へ、300億円目指す
公開日時 2005/08/04 23:00
田辺製薬は、レミケードの全例使用成績調査を終えたことを受け、投与施設や
投与患者数の拡大に乗り出す。これにより、05年度売上は130億円(04年度は7
5億円)を見込み、将来的に300億円を目指す。
現在400の投薬施設数をピーク時3000施設に拡大するのが目標。投与患者数も、
現在の約8000人から2万人を目指す。
適応症に関しても「15ほど考えられる」(江藤晃取締役常務執行役員)とし、
ベーチェット病、潰瘍性大腸炎、乾癬、強直性脊椎炎などが期待できるとした。
さらに、関節リウマチの増量に向けた試験を今秋に開始するとともに、クロー
ン病に対する維持投与について07年度中の承認取得を目指す。