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田辺製薬 レミケード全例使用成績調査結果、副作用発症率は29.4%

公開日時 2005/08/04 23:00

田辺製薬は関節リウマチ治療薬レミケード(抗体医薬)について全例使用成績
調査を終えたとして、8月4日調査結果を発表した。調査データは、6ヵ月経
過観察の評価を終えた4000例(6ヵ月に満たない症例を含めると6477例)で、
90%を超える症例で有効性が確認された。一方で、副作用発症率が29.4%、う
ち重篤な副作用が6.0%あったことを明らかにした。

懸念されていた結核の発症は0.3%、細菌性肺炎は2.0%、間質性肺炎は0.5%、
カリニ肺炎(疑い)は0.4%であった。今回の全例調査により、日本人におけ
る同剤の副作用発現パターンが明らかになるとともに、重篤な副作用が、長期
休薬後の再投与時に発現しやすいとして、特に注意して投与するべきと報告し
た。

懸念されていた結核の発症については、再発予防として、投与前スクリーニン
グ「問診、PPDテスト、胸部画像診断(X線、CT)」、結核薬の予防投与の重
要性がより認識されたことで、発症率は減少傾向を示したという。

また、細菌性肺炎や間質性肺炎、カニリ肺炎(疑い)といった呼吸器症状を発
現した場合には、早期の鑑別診断や、必要に応じた複数の肺炎治療薬の投与に
より、対処することが望ましいとした。

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