医薬協 薬価制度抜本改革までには一定期間必要
公開日時 2005/07/27 23:00
医薬工業協議会の吉田逸郎会長は27日の中医協薬価専門部会で意見陳述し、
「後発品使用促進は患者負担軽減だけでなく、薬剤費の節減に貢献し、その節
減分を革新的新薬の価格評価に振り向け、研究開発を促進できる」としたうえ
で、「そのためには薬価制度の抜本改革が必要になるが、実現までには一定期
間が必要」との見解を示した。
当面の要望として、医師の指示により後発品への変更が可能な処方せん様式へ
の変更、後発品の薬価収載を年2回にする──などをあげた。