日医工・社長 卸ルート「7割」へ
公開日時 2005/07/12 23:00
日医工の田村友一社長は7月12日、05年11月期中間決算(12日付既掲載)につ
いて会見し、卸ルートによる売上が伸び、全体の63.1%(05年5月)になった
ことを明らかにした。04年5月(52.9%)から11.8ポイント上昇しており、07
年11月までの3ヵ年中期経営計画で目指している、「今期中か来期早々に70%
まで引き上げる」目標が射程圏内に入った。
また、DPC専門MRの配置などにより、DPC病院と官公立病院への売上は、10.1%
に伸長したことを明らかにした。「この構成比率をさらに拡大していきたい」
と述べた。
一方、このほど追補収載され、一斉発売した19成分27品目(うち自社承認16成
分23品目)について、「(期末の)11月までの5ヵ月間で、合計約7億5000万
円の売上を見込んでいる」とした。ランソラールカプセル(先発品はタケプロ
ン)、ボグリダーゼ錠(同ベイスン)、エパルドース錠(同キネダック錠)の
3成分で、「半分強」が見込めそうだという。