ツムラ 07年度営業利益177億円を計画
公開日時 2005/07/11 23:00
ツムラは7月11日、05~07年度の中期経営計画を発表した。07年度売上高は毎
年5%程度の伸長を予測して983億円、営業利益は04年度から48%増の177億円
を見込む。漢方製剤の米国臨床試験の進展に伴い、研究開発費は3年間で10億
円近く増加する。
04年度の売上高は848億3700万円で、今後は4.9%、4.3%、5.9%と伸ばしてい
く。営業利益は同様に19.5%、4.9%、18.0%増の計画。当期利益は法人税支
払の関係で04年度104億100万円から07年度は89億円に減少する。
研究開発費は53億7200万円が63億円に拡大する。米国でTU-025(桂枝茯苓丸)
が2010年を目指して臨床試験中、TU-100(大建中湯)も同準備中で、3年間で
30億円、上市までに40億円を投下する。なお同日、100%子会社の日本生薬を
吸収合併することも併せて発表した。