住友製薬 グリニド系糖尿病治療薬レパグリニド導入、申請は09年頃
公開日時 2004/09/16 23:00
住友製薬は9月16日、デンマークのノボノルディスクからグリニド系糖尿病治
療薬レパグリニドを導入、日本での開発・販売権を取得したと発表した。ノボ
の日本法人が一度厚生労働省に申請したが、再度データを求められ、住友が開
発を引き継ぐ。住友は「用量設定試験を確認する必要がある。フェーズ3もど
うしても必要になると理解している」としており、申請は09年頃を予定。
グリニド系としては、国内ですでにナテグリニド、ミチグリニドが販売されて
おり、レパグリニドは3番手になるだろうと見られている。住友は、食後高血
糖の改善作用が強いのに加え、空腹時血糖降下作用やHbA1c降下作用を特徴に
あげている。ノボが世界80ヵ国以上で販売しており、03年度の売上高は240億
円という。