BML・EPS 電子カルテに臨床試験支援プログラム搭載へ
公開日時 2004/07/08 23:00
受託臨床検査会社のビー・エム・エル(BML)とCROのイーピーエス(EPS)は
7月8日、電子カルテと連動する臨床試験支援プログラムを共同開発すること
で合意したと発表した。BMLが販売する電子カルテ「メディカルステーション」
に臨床試験の支援機能を搭載、診療所を中心に販売していく。来年度の早い時
期に製品化したい考え。
EPSはCRO事業を拡大するにあたり、転記ミスなどが起こりがちな紙カルテに比
べ、正確で効率的な電子カルテによる運用が必要と判断。一方、BMLは診療所
約1000施設に電子カルテを導入しており、臨床試験実施機関の裾野が広がるな
かでの新機能搭載にメリットを見出すなど、両社の利害が一致した。
今後、EPSとBMLは相互に「メディカルステーション」の販売協力と臨床試験参
加施設の開拓を手がける。