厚労省 B型肝炎ウイルス感染者率1.3%
公開日時 2003/09/16 23:00
厚生労働省は9月16日までに、老人保健法に基づく肝炎ウイルス検診の実績
(02年度)をまとめた。B型肝炎は、検診を受けた192万3113人のうち1.3%の
2万4430人が「陽性」と判定された。40歳から70歳の5歳刻みに対象とする
「節目検診」のみでみると感染者率は1.2%、過去に肝機能異常を指摘された
ことのある人などを対象とした「節目外検診」は1.5%だった。
同検診の実績で厚労省はすでに、C型肝炎について発表。感染者率は節目検診
が1.1%、節目外検診が2.7%で、計1.6%だったことが分かっている。また、
C型肝炎の感染率は年齢が上がるほど高くなるが、B型肝炎は、全年齢層で平
均している。