ベーリンガーインゲルハイム 受賞論文を選定
公開日時 2002/10/24 23:00
日本ベーリンガーインゲルハイムは10月24日、エルウィン・フォン・ベルツ賞の02年度(第39回)受賞論文を発表。1等賞に、順天堂大学医学部脳神経内科の服部信孝講師、水野美邦教授の「パーキンソン病の原因を追って:孤発型パーキンソン病、家族性パーキンソン病発症の分子機構」が選ばれた。今回のテーマは「神経変性疾患の分子機構」。佳作賞には、京都大学大学院生命科学研究科高次生体統御学講座、垣塚彰教授の「Machado-Joseph病の分子解析から挑む神経変性疾患に共通する発症メカニズムの解明」と、東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻神経内科学、辻省次教授ら7人の「ポリグルタミン病における神経変性の分子病態機序と治療法開発への展望」の2編を決めた。