明治製菓、淀川工場を小田原工場に統合
公開日時 2002/10/03 23:00
明治製菓は10月3日、薬品製剤工場の淀川工場(大阪市)を平成16年を目処に閉鎖し、小田原工場(小田原市)に統合すると発表。淀川工場は、昭和33年に操業を開始し、セフェム系抗生物質製剤メイアクトや躁うつ病治療剤でSSRIのデプロメールなどの経口製剤の製造拠点として役割を担ってきたが、同社が進める「全社的な経営構造改革(TCD:トータルコストダウン)」の一環として、効率化・高品質生産体制の構築のために閉鎖する。 小田原工場では新製造棟を建設する計画。明治製菓の国内医薬品生産拠点は、5拠点から3拠点(原薬工場2、製造工場1)に統合されることになる。