持田製薬
公開日時 2002/07/31 23:00
31日、骨代謝測定試薬オステオマークNTx血清の輸入承認取得(7月4日付)を発表。オステオマークNTx血清は、骨吸収マーカーの血清中NTx(I型コラーゲン架橋N-テロペプチド)の測定試薬で、米オステックス・インターナショナル社が開発。持田は92年に開発契約を締結、日本国内での独占的販売権を取得している。血清中NTxの測定試薬として国内初。00年に同社から導入した尿中NTx測定試薬オステオマークも発売しているが、血清中測定は尿中測定に比べ、クレアチニン補正が不要で、高精度の骨吸収測定が可能なことに加え、透析患者のように尿採取が困難な患者の測定もできる。今秋発売予定で、尿中試薬とあわせ、ピーク時8億円の売上げを見込む。