オバマ新大統領の医療改革にはずみ ほか
公開日時 2009/01/31 00:00
オバマ新大統領の医療改革にはずみ――新HHS長官任命と下院ワックスマン議員のE&CC委員長就任オバマ新大統領は就任前の08年11月末に、米国医療行政の要であるHHS(連邦保健福祉省)の新長官に元上院議員T.ダシュル氏を任命した。同氏は上院議員時代に医療関係を含む数々の立法に尽力し、議会のかけ引きにも長じたベテランである。一方、下院では医療問題では最も指導的な役割を果たし、ハッチ・ワックスマン法の立案者でもあるワックスマン議員がE&CC(エネルギー及び商業委員会)の委員長に就任した。これらは、オバマ新政権が医療改革に関連する立法化を推進するはずみになると見られる。なお、HHSに属するFDAの新局長は未定だが、オバマ医療改革を強力に推し進めるアカデミックな人材が候補に上がっている...