ワークショップを通してヘルスケア関連団体のネットワークづくりを支援
公開日時 2007/07/31 00:00
全国に1700以上あるといわれる患者団体。その主な活動は患者支援・扶助だ。製薬企業にとっては自らの製品の「エンドユーザー」ということになる。従来から患者団体との交流については各社さまざまなアプローチを検討してきたが、その取り組みは目立たなかった。ファイザーでは患者団体支援プログラムを作成して、本格的なサポートに着手しはじめている。企業市民としてファイザーは「私たちは日本でも最も信頼され、最も価値あるヘルスケア企業になります」というビジョンをベースに患者団体支援プログラムの構築を進めてきた。奥澤徹・コミュニティー・リレーション部長は導入時の様子を次のように語る。「07年2月からこのタスクに携わることになりましたが、当時の社長がよく言っていたことがあります。それは『ビジネス的な成功は売上だが、業...