富山化学工業 菅田 益司 社長
公開日時 2007/10/31 00:00
「富山発の世界企業」へ脱皮は夢ではない「09年度までに営業利益80億円以上という中期計画達成に向けて順調に推移している」という富山化学。計画達成への中心的な役割は、海外の立ち上がりが遅れた合成抗菌剤T-3811から、インフルエンザ薬T-705に移った。新型インフルエンザの適応取得に期待がかかるT-705の開発成功が命運を握る。T-705、人でのH5N1への効果証明へ―パイプラインの豊富さが評価されています菅田パイプラインには抗ウイルス剤T-705、アルツハイマー型認知症治療剤T-817、AP-1阻害剤(抗リウマチ剤)T-5224、ニュータイプのキノロン系合成抗菌剤T-3811などがあります。どれも世界企業へ脱皮できる可能性を持っており、「富山発の世界企業」は決して手の届かない夢ではない。研究...