訪問規制とアポイント制
公開日時 2007/10/31 00:00
病院のMRに対する訪問規制が浸透し、同時にアポイントを必要とするケースも増えてきた。それにつれ医師との面談機会は減少、ディテール時間の確保も難しくなっている。MRの絶対数への議論も出始めるなか、この流れがさらに厳しい方向に進むことは確実。MR・製薬企業は訪問規制やアポイント制強化の対応に、そろそろ本腰を入れなければならない。調査にみる現場意識無駄の排除で試されるMRの資質「完全」実施はまだ少数本誌は10月号で「新薬採用アンケート」を特集したが、調査にあたって「完全アポイント制」を実施しているかどうかについても、併せて尋ねた。231施設の薬剤部が回答した。結果は図1の通りで、実施しているのは全体の4分の1だった。ただ、この中には「医局のみ」「薬剤部長のみ」など対象範囲を限定しているケースもあり...