第2次流通改革始動、日本的医薬品卸機能に変革の季節か
公開日時 2008/01/31 00:00
●流改懇緊急提言に厚労省フォロー開始、問われる卸価格形成力●外資系伸び流通ニーズ多様化、MS機能にグローバル化圧力も再編により巨大化した医薬品卸だが、流通環境にも変化の風が吹き始めた。外資系メーカーのシェアが高まり、ハイテク薬も増加、一方ジェネリック薬の流通改善など新たなスキームの構築も模索されだした。昨年9月の流改懇緊急提言に厚労省は腰を上げ、今回の薬価改定におけるメーカーの対応状況について3月にヒアリングを行うとした。10年来のメーカー仕切価が大変身を遂げる可能性もある中、卸の価格形成力が試される。日本独自のMS機能はグローバル化に対応でき、日本的医薬品卸機能は多様化するニーズに応えられるのか。外資系メーカーの視点もまじえ考える。変化する流通の構造&環境変化対応できるか、日本的卸機能流通...