孔子に学ぶMRの行動指針
公開日時 2008/10/31 00:00
『論語』は処世術『論語』には、MRの行動指針に資するヒントが詰まっている。『論語』は、2500年前の孔子とその弟子たちとの問答集で、「儒教」と呼ばれるが宗教ではなく、現在でも十分通用する平明な処世訓である。渋沢栄一にとっての『論語』『論語』に直接挑戦するのは気後れするという向きには、『渋沢栄一論語の読み方』(渋沢栄一著、竹内均編・解説、三笠書房)が最適である。自身の生涯に亘る座右の書であった『論語』について、渋沢栄一は、「『論語』のような役立つ学問は、青年諸君が座右の銘として学んでよい実学である。2500年前の古い学問だといってはいけない。諸君の足もとに起こる問題解決の鍵を『論語』は握っている」と述べ、青年必読の書としている。一例を挙げれば、「過ちをどうフォロー、リカバーするかで人の値打ちは...