上司の意識がかわると部下の意識もかわる
公開日時 2008/11/30 00:00
興和創薬では、「骨太プロジェクト」を立ち上げ、従来のMRへの同行体制について見直しに取り組んでいる。同プロジェクト導入後、上司と部下のギャップが埋まり、MRの生産性に顕著な変化が表れているという。●MRの行動を変えるには興和創薬は興和の医薬事業部営業部門とグループ会社となった日研化学が06年10月に統合して誕生した。MRは興和600人、旧日研化学400人が合流した結果、現在1000人体制を擁する。MRの育成・指導の役割を担うファーストライン・マネージャーである営業所長は93人在職し、1人の営業所長はMR10人前後をマネージする組織だ。MRの展開についてみると、統合前、同一エリアを双方のMRが別々に活動していたが、統合後はMR数の倍化により、担当エリア・軒数が約半分になった。MRの稼働効率が上...