火種増大するレセプトオンラインシステム
公開日時 2009/01/31 00:00
8%の診療所が廃院も視野一部の400床以上の病院ではすでに始まっているレセプトのオンライン請求システムが、中小病院、診療所を含めて、2010年4月から義務化に向けた本格的な体制づくりに入る。基本的には現在、レセコンで請求している診療所は10年4月からオンライン請求が義務づけられる。レセコンを使わず手書きの紙レセプトで請求している医療機関も、原則的に11年4月から実施されるスケジュールが決まっており、いわば完全義務化までは残りは2年というタイミングとなってきた(ただし、紙レセプト請求月100件以下、年間1200件以下の医療機関は13年3月までの猶予期間が設けられている)。レセコンの普及率と診療の電子化の状況からみて、400床以上の病院などでは影響は少なく、オンライン請求は時代の流れに沿ったもの...