【MixOnline】記事一覧2
【AHAリポート】PLATO post-hoc解析  PAD合併ACS患者で心血管イベント発生リスク1.9倍に

【AHAリポート】PLATO post-hoc解析  PAD合併ACS患者で心血管イベント発生リスク1.9倍に

2011/11/22
末梢動脈疾患(PAD)を合併した急性冠症候群(ACS)患者は、PADを合併しない症例に比べ、心血管イベントの発生リスクが有意に1.9倍高いことが、Ticagrelorの臨床第3相試験(P3)として行われた「PLATO(Platelet Inhibition and Patient Outcomes)」のpost –hoc解析の結果から分かった。
【AHAリポート】ADOPT  急性内科疾患のVTE発症予防 アピキサバン延長投与によるエノキサパリンへの有意差示せず

【AHAリポート】ADOPT  急性内科疾患のVTE発症予防 アピキサバン延長投与によるエノキサパリンへの有意差示せず

2011/11/21
急性内科疾患(medically ill)の患者における、アピキサバンの延長投与は、退院後のVTE発症抑制効果において、エノキサパリンの有効性に対し、有意差を示せず、出血リスクを増加させることが分かった。
【AHAリポート】AIM-HIGH スタチン治療へのナイアシン追加投与の有用性見いだせず

【AHAリポート】AIM-HIGH スタチン治療へのナイアシン追加投与の有用性見いだせず

2011/11/21
HDL-C低値の心疾患患者に対し、積極的な脂質低下療法に、徐放性ナイアシンを追加投与することで、心血管イベントの発生リスクは抑制できず、追加投与の意義は認められなかった。
【AHAリポート】ELEVATE-TIMI56 クロピドグレル3倍用量投与で低反応性改善の可能性示す

【AHAリポート】ELEVATE-TIMI56 クロピドグレル3倍用量投与で低反応性改善の可能性示す

2011/11/18
抗血小板薬・クロピドグレルの低反応性の安定冠動脈疾患患者に、維持用量を通常の3倍投与することで、通常の患者と同等の効果が得られる可能性が示唆された。米国・オーランドで開催された米国心臓協会年次学術集会(AHA)2011で、Brigham and Women's HospitalのJessica L.Mega氏が11月16日に開かれた「Late-Breaking Clinical Trials」セッションで、多施設ランダム化二重盲検下比較試験「ELEVATE-TIMI56」の結果を報告する中で、明らかにした。
【AHAリポート】SATURN試験 ロスバスタチンがプラーク退縮で優れる傾向示す

【AHAリポート】SATURN試験 ロスバスタチンがプラーク退縮で優れる傾向示す

2011/11/16
症候性冠動脈疾患患者を対象に、ロスバスタチンとアトルバスタチンの最高用量を用いた積極的な脂質低下療法を行ったところ、主要評価項目のプラーク体積率(PAV)では、両群間に有意差はみられなかったものの、両群とも減少を示し、副次評価項目の総プラーク体積(TAV)ではロスバスタチン群で有意に低下することが分かった。臨床現場で汎用されるスタチンの最高用量を用いて効果・安全性を直接比較した初めての大規模臨床試験「SATURN試験」の結果から分かった。Cleveland Clinic Heart & Vascular InstituteのStephen J Nicholls氏が、米国・オーランドで開催されている米国心臓協会年次学術集会(AHA)2011で、11月15日に開かれた「Late-Breaking Clinical Trials」セッションで報告した。
【AHAリポート】TRACER試験 非ST上昇型ACS患者に抗血小板薬・vorapaxar 追加投与で心血管イベントの有意な抑制みられず

【AHAリポート】TRACER試験 非ST上昇型ACS患者に抗血小板薬・vorapaxar 追加投与で心血管イベントの有意な抑制みられず

2011/11/15
非ST上昇型急性冠症候群(ACS)患者を対象に、アスピリンとクロピドグレルなどのP2Y12受容体阻害薬の併用を行う標準療法に、抗血小板薬・vorapaxarを上乗せしたところ、複合心血管イベントの発生を有意に抑制できない一方で、出血リスクを増加させたことが分かった。
【AHAリポート】ATLAS ACS2-TIMI51 ACS患者に低用量のリバロキサバン投与で心血管イベントの発生16%抑制

【AHAリポート】ATLAS ACS2-TIMI51 ACS患者に低用量のリバロキサバン投与で心血管イベントの発生16%抑制

2011/11/14
急性冠症候群(ACS)の既往がある患者に、従来の抗血小板療法に、低用量のリバロキサバンを追加投与することで、心血管死亡、急性心筋梗塞、脳卒中の発生を16%抑制することが分かった。一方で、出血イベントの上昇はみられたものの、致死的な出血性イベントを増加させないことも示された。同剤の臨床第3相試験(P3)として実施された二重盲検下ランダム化比較試験「ATLAS ACS 2-TIMI51」の結果から分かった。
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