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三菱ケミカルG 田辺三菱をベインキャピタルに約5100億円で譲渡 研開能力の強化に制約ありと判断

公開日時 2025/02/07 17:00
三菱ケミカルグループは2月7日、田辺三菱製薬をベインキャピタルに約5100億円で譲渡する契約を締結したと発表した。譲渡の背景について同社は、「2020年の完全子会社化を経て、グループ内での技術・人材の相互活用を通じ、事業間のシナジー創出に尽力したが、業界や事業構造の変化等により、化学と医薬との親和性及びシナジーの顕在可能性が希薄化した」などと説明。「田辺三菱製薬は、ファーマ事業に造詣が深いベインキャピタルのもとで成長戦略を推進することが、最適な選択であると判断した」と強調している。

同社は同日開催の取締役会で、田辺三菱製薬をBain Capital Private Equity, LP(ベインキャピタル)が投資助言を行う投資ファンドが間接的に株式を保有する特別目的会社の株式会社BCJ-94 の傘下に異動することを決議した。譲渡対価は約5100億円。三菱ケミカルグループは25年度第2四半期に約950億円の譲渡益を見込む。なお、譲渡の実行に先立ち、田辺三菱製薬から三菱ケミカルグループに対して余剰資金の配当を実施する予定。

今後のスケジュールは、25年6月下旬開催予定の定時株主総会での決議を経て、26年3月期第2四半期に 譲渡のクロージングを予定する。なお、田辺三菱製薬の子会社であるMedicago Inc.(カナダ)、WelfideInternational Corporation(米国)およびAlpha Therapeutic Corporation(米国)も三菱ケミカルグループの傘下から異動する。

田辺三菱製薬の譲渡の背景について同社は、「業界や事業構造の変化等により、化学と医薬との親和性及びシナジーの顕在可能性が希薄化した」ことに加えて、「田辺三菱製薬の研究開発能力の強化とさらなる成長には、大規模な投資が不可避だが、当社グループ傘下においては実行可能性に一定の制約がある」ことなどを指摘。「ベインキャピタルのもとで成長戦略を推進することが、最適な選択」と判断した。なお、三菱ケミカルグループは田辺三菱製薬の譲渡により、「KAITEKI Vision 35」を基軸に、ケミカルズ事業を核とした成長戦略を一層推し進める考え。




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