免疫、抗腫瘍と血液系製剤における 価格調整
公開日時 2012/11/29 00:00
広州アリソン薬品研究有限公司総経理狩野徹2012年10月8日、抗癌剤ならびに免疫製剤と血液製剤の一部について、その最高小売価格を調整することが国家発展改革委員会から通知されました。これは95品目200以上の剤型・規格に対してのもので、値下げ幅は平均約17%でした。値下げの主目的は、医院における患者の医療費用負担の軽減です。結果からすれば、「単独定価」と「統一定価薬品の最高小売価格制限」自体は依然残りましたが、この価格調整によって同委員会は、単独定価医薬品と統一定価医薬品のそれぞれの価格差を縮小し、市場における両者の公平な競争を促進させることに成功したと言っています。価格調整の内容と今後の見通しについて考えたいと思います。単独定価薬品最高小売価格制限一部の免疫、抗がん剤と血液系など3類医薬品の...