一般名処方ブレークし、後発薬伸長
公開日時 2012/09/29 00:00
●調剤薬局で銘柄競争過熱●流通は高コスト、低利益、流通赤字サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児後発薬への切替えがなかなか進まないなか、厚労省は今年4月に一般名処方による加算を新設した。加算はわずか2点だったが、これが大ブレークして後発薬切替えがにわかに促進されている。日本ジェネリック協会は12年8月に4-6月の後発薬数量シェアを25.3%と発表した。前年同期比2.2ポイントの大幅増である。調剤薬局に後発薬メーカーのMRのみならず、先発薬メーカーのMRも顔を出す場面も頻発、先発品も含めた競争の場となった。しかし後発薬は卸を中心とした流通コスト形成に大きな問題を投げかける。後発薬4-6月25.3%、前年比2.2%増6月調査、一般名処方が29.6%に日本ジェネリック協会の発表は、新しい流れ...