サノフィ 免疫調節薬プラケニル 旭化成ファーマに販売権移管 10月1日付
公開日時 2021/07/20 04:50
サノフィと旭化成ファーマは7月19日、サノフィの免疫調節薬プラケニル錠200mg(一般名:ヒドロキシクロロキン硫酸塩)について、日本での販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。契約に伴い、旭化成に10月1日付で販売権を移管する。製造販売承認は引き続きサノフィが保持するとともに製造も行う。
同剤は現在、皮膚エリテマトーデス(CLE)と全身性エリテマトーデス(SLE)を適応とする。同剤は4‐アミノキノリン類に属し、主な作用として抗炎症作用、免疫調節作用、抗マラリア作用を有する。同剤は欧米を含む70か国以上で承認されており、CLEとSLEの標準的治療に位置付けられている。