社会医療法人大雄会 伊藤 伸一 理事長
公開日時 2018/09/30 00:00
メディカル・データ・ビジョン株式会社広報室君塚靖地域完結率引き上げて住民の安心を健康寿命の延伸目指し一次予防にも注力超高齢社会の到来を前に、地域医療提供体制、病床機能の再編が本格化する。地域医療を守る医療機関は、生き残りを懸けて次の一手を打ち出し始めた。そこで、この連載では、病院トップへのインタビューを通じ、地域医療の課題にどのように取り組んでいるのかを紹介する。今回は、愛知県と岐阜県の県境に接している尾張西部医療圏にあり、災害拠点病院に指定されている総合大雄会病院(379床、うちICU8床)などを運営する社会医療法人大雄会(愛知県一宮市)。伊藤伸一理事長は、圏内の地域完結率を引き上げて住民に安心を与えたいと話す。各医療機関が「担う機能を前面に出す必要がある」――尾張西部医療圏の完結率は8割...