ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション AIと専門家のコラボでメンタルヘルスを支援“ウィティ”発表
公開日時 2016/12/09 03:50
ユナイテッド・ヘルスコミュニケーション(東京都中央区、白瀧康人代表取締役社長)は12月7日、企業のメンタルヘルスを支援する新サービス「ウィティ パーソナルシステム」を発表した。2017年1月17日から販売を開始する。サービスは、心の相談に回答する人工知能(AI)キャラクター“まゆ”、心理カウンセラーなど健康の専門家とのチャットを通じた情報提供、心の専門病院の検索の3つの機能をパッケージ化。心の充足を支え、ユーザーに応じたメンタルヘルスケアを実現したい考えだ。
「夜勤が多いけれど、どういう食生活がいいのか」、「マネージャーに昇進したけれど、部下とのコミュニケーションの取り方がわからない」--。ライフスタイルや価値観が多様化する中で、職場のストレスの原因は多岐にわたる。こうした多種多様の悩みにアプリを通じて解決策を提案するのが同システムだ。
システムは、①AIキャラクターまゆのQ&A、②心身の健康の専門家との対話、③全国4000以上の心の専門病院検索――が柱。
AIキャラクターまゆは、AIを活用した医療・ヘルスケアの情報検索・推薦エンジン。個人の属性やアンケート回答、利用履歴に応じて、メールなどによる健康に関連するアドバイスや情報の推奨を行う。
専門家には、心理カウンセラーだけでなく、管理栄養士や薬剤師、助産師、スポーツトレーナー、キャリアカウンセラー、エグゼグティブコーチなど多彩な顔ぶれを揃えた。ヨガの世界チャンピオンも顔を揃えるという。不妊や性の悩み、管理職になったこと生じる部下管理の悩みなど、さまざまな悩みに対応したい考えだ。1か月に15分のビデオチャット、もしくは900文字分の相談ができる。実際に人につながることで、安心を提供したい考え。
今後は、製薬企業や調剤薬局などを中心に販売を進める。料金は、従業員一人当たり月額800円(税抜)。