バイオベラティブ 血友病A治療薬イロクテイトで4000IU製剤の承認取得
公開日時 2018/12/26 03:50
バイオベラティブ・ジャパンはこのほど、血友病A治療薬イロクテイト静注用(エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え))の4000IU(国際単位)製剤の承認を取得したと発表した。患者によっては1回あたり最大規格の3000IU超の投与が必要な場合があり、2バイアルを使用せざるを得ず、週1回ではなく、週2回投与を選んでいたケースもみられたという。4000IU製剤により、治療をしやすくなることを期待する。
同剤は、不足する第8因子の半減期を延長した製剤で、定期補充療法を実施する血友病患者の輸注回数を減らし、身体的負担を軽減することを期待して開発された。これまでの規格には、250 IU(国際単位)、500 IU、750IU、1000 IU、1500IU、2000IU、3000 IUがあった。4000IUは12月12日付で承認された。