大日本住友 新中計の発表延期 米国でのラツーダ特許侵害訴訟の提起で
公開日時 2018/02/15 03:51
大日本住友製薬は2月14日、3月8日に予定していた2018年度からの5か年中期経営計画の公表を延期すると発表した。米国で、同社の成長をけん引する抗精神病薬ラツーダについて、後発医薬品申請(ANDA)を行ったEmcure Pharmaceuticals とAmneal Pharmaceuticalsの2社に対し、用途特許を侵害しているとして13日(米国東部時間)に訴訟を提起したことが理由で、訴訟の結果によっては業績見通しに影響するためだという。この特許訴訟提起以外の理由はないとしている。新中計の公表予定時期は未定で、数か月以内に出せる状況ではないとしている。