直近1年間の後発品比率は66%
公開日時 2017/12/29 00:00
診療科別トップは一般内科の68%皮膚科は50%に届かず国は、2020年9月までに後発品の使用割合を80%とし、できる限りの前倒しの達成に向け、より一層の使用促進策を検討するとしている。右肩上がりに急速に普及している後発品だが、疾患によって普及率にバラツキがあることも指摘されている。そこで今回は、後発品の処方数の多い5診療科にフォーカスし、後発品比率とともに、比率の高い上位5成分を確認する。いつも通り、調剤薬局の調剤レセプトをもとに実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(通称JMIRI(ジェイミリ))のデータを用いて検証した。以下、「後発品」との表記はオーソライズド・ジェネリック(AG)および一般的なジェネリック(GE)のこととする。後発品比率は、2016年9月から17年10月までの...