CSLベーリングは11月30日、半減期延長型の血液凝固第８因子製剤エイフスチラ静注用（ロノクトコグアルファ（遺伝子組換え））を12月１日に発売すると発表した。血液内での血液凝固第８因子の安定性を高めた製剤で、週２～３回の投与により出血予防効果が得られるのが特徴。

血液を固める血液凝固第８因子が生まれつき不足、欠乏しているため血が止まりにくくなる血友病Ａ患者向けの薬剤。効能・効果:「血液凝固第８因子欠乏患者における出血傾向の抑制」。なお、血友病Ａは主に男性に発症し、国内患者数は約5000人とされる。

薬価（１瓶（溶解液付）当たり）は以下のとおり。