アステラス、田辺三菱、第一三共 開発中止した化合物ライブラリーを構築 国内研究機関から評価研究を募集

公開日時 2017/10/12 03:50
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アステラス製薬、田辺三菱製薬、第一三共の3社は10月11日、臨床試験または前臨床試験を実施後に開発を中止した化合物を集めた「ドラッグリポジショニング化合物ライブラリー」を構築し、このライブラリーを用いた新薬探索プログラム「JOINUS」(読み:ジョイナス、Joint Open INnovation of drUg repoSitioning)を共同で実施すると発表した。JOINUSプログラムに応募した国内研究機関にライブラリーを提供し、in vitro評価系を用いて評価してもらう。

3社は、「ドラッグリポジショニング化合物ライブラリーを用いて国内研究機関とのオープンイノベーションを推進することにより、新たな疾患治療薬開発の可能性が向上することを期待している」としている。

JOINUSプログラムに応募できるのは、国内研究機関(大学、公的研究機関、ベンチャーを含む企業など)に所属し、応募内容を国内で遂行できる研究者。募集期間は10月16日~11月17日。選考期間は11月20日~17年2月16日で、応募内容を元に3社に属するメンバーが選考する。研究期間は契約締結日から原則1年以内。提供物は50種類以上の作用機序を含むドラッグリポジショニング化合物ライブラリーで、研究資金は提供しない。

ドラッグリポジショニング化合物ライブラリーは、すでに非臨床試験で薬理活性が認められており、基本的な安全性も確認されているため、新しい薬効評価系で活性が認められた場合には従来の創薬と比べ、短期間で臨床試験まで進められることが期待されるという。

なお、一般に、ドラッグリポジショニングは薬の再活用という概念で当初とは異なる適応を見出すことを目的とし、扱われる化合物は既承認薬や開発中止品など多岐にわたる。今回の3社の取り組みは、発売まで至らなかった化合物を対象に、新薬としての開発を目指すもの。

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