ゼリア新薬 フェーズ2の新規PPIの開発中止 ライセンス元のEAファーマに返却
公開日時 2017/06/20 03:50
ゼリア新薬は6月16日、逆流性食道炎を対象として開発をフェーズ2まで進めていた新規プロトンポンプ阻害剤「E3710/Z-215」について開発を中止すると発表した。同剤のライセンス元のEAファーマとライセンス契約を終了することで両社は合意し、ゼリアはEAに日本での独占的開発権、共同販促権、非独占的製造権を返却する。開発中止理由についてゼリアは、「総合的判断によるもの」としか明かしていない。EAは「現時点では対応は決まっていない。価値の最大化に向けて検討する」としている。