ギリアド B型慢性肝疾患治療薬ベムリディ錠を2月15日発売
公開日時 2017/02/15 03:51
ギリアド・サイエンシズは2月14日、慢性B型肝疾患治療薬ベムリディ錠25mg(一般名:テノホビル アラフェナミドフマル酸塩錠)を2月15日に発売すると発表した。
効能・効果は「B型肝炎ウイルスの増殖を伴い肝機能の異常が確認されたB型慢性肝疾患におけるB型肝炎ウイルスの増殖抑制」。1日1回投与。薬価は1錠996.50円。
同剤の成分はテノホビルの新規プロドラッグ。既承認のテノホビルのプロドラッグであるテノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(TDF)と同様の効果を、TDFの10分の1以下の用量で示すことが確認され、TDFの特徴的な有害事象として知られる腎機能障害や骨密度の低下の軽減も期待されている。2016年12月19日に承認され、2017年2月15日に薬価収載予定。