第23回MR認定試験 合格率は71.9% 前回より1.2ポイント減
公開日時 2017/01/31 03:50
MR認定センターは1月30日、第23回MR認定試験の結果を発表し、合格率は前回より1.2ポイント下回り71.9%だった。第20回以来70%台前半が続いているものの、新規受験者だけを見ると84.0%(前回より0.2ポイント減)だった。今回のMR認定試験の合格とともに、6カ月の実務経験を修了認定された人に対し、申請により「MR認定証」を発行する。
下段の関連ファイルから、MR認定試験の合格者数、合格率の年次推移の資料をダウンロードできます。1月31日のみ会員外の方にも公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります。
試験は2016年12月11日に行われた。受験者数は3502人(新規受験者2582人、再受験者920人)で合格者数は2519人(同2169人、350人)。合格率は新規受験者が84.0%、再受験者が38.0%。合格点は「医薬品情報」169点(230点満点)、「疾病と治療」196点(300点満点)、「医薬概論」181点(230点満点)――で、前回より医薬品情報は6点、疾病と治療は4点、医薬概論は9点、それぞれ上昇した。
同センターは、「合格点が上昇したことから試験は比較的よくできたとみられるが、再受験者の合格率が下がり、全体の合格率に影響した」としている。
第1回~第23回の累計では、受験者数(延べ数)15万6284人、合格者数12万5055人、合格率80.0%。