PART1 高額薬剤問題 ビジネス大転換の序章
公開日時 2016/08/31 00:00
厚労省と製薬業界の新たな対話スタートへ製薬産業のビジネスモデルが大転換の時を迎えている。抗がん剤・オプジーボに端を発した高額薬剤問題は、製薬産業の構造変化を促す最後の引き金を引いたといっても過言ではない。生活習慣病市場に代表されるマス市場を対象としたビジネスモデルはいまや通用しない。薬剤の最適使用が推進される中で、製薬企業のイノベーションをいかに両立させるべきか。これまでにない、厚生労働省と製薬業界の新たな枠組みでの対話もスタートする見通しだ。製薬産業がいかに変化するか。取材した。(沼田佳之、望月英梨)PromotionContents>>PART1低成長期に突入した国内市場環境変化は予想以上事業モデルの転換急務総論高額薬剤問題が発したメッセージそれは製薬産業の構造改革にほかなら...