痛風・高尿酸血症用薬フェブリク 15年に処方患者数シェアでトップへ
公開日時 2014/11/30 00:00
新患処方の55%で使用切替前薬剤の約6割がアロプリノールGE痛風・高尿酸血症治療薬として2011年3月、約40年ぶりといわれるフェブキソスタット(成分名、製品名:フェブリク)が登場してはや3年半。この間、新たにトピロキソスタット(同トピロリック/ウリアデック)も登場し、市場環境はやや変化している。このため、今回は痛風・高尿酸血症治療薬市場の現況を俯瞰してみる。いつものように調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(通称JMIRI)のWeb処方インサイトDynamicsのデータを参照する。最新の14年9月時点の患者数ベースシェアはアロプリノールが54%、フェブキソスタットが35%、ベンズブロマロンが11%、トピロキソスタットとプロベネシドが各1%未満である(図1)。...