ヘルスケア産業プラットフォーム総会 バイタルネット労組が加盟 24年度方針を策定
公開日時 2023/11/13 04:47
医薬関連労組でつくるヘルスケア産業プラットフォームは11月10日、東京都内で総会を開き、2024年度の活動方針の策定や役員改選を行った。また、新たにバイタルネット労働組合(組合員数842人)の加盟が報告された。加盟労組は116組合7万6861人で、22年度より約3000人増えた。
総会では23年度の活動を振り返り、組合員アンケートを基にした問題提起や国会議員が参加した集会開催などの成果を報告。24年度活動方針ではさらなる基盤強化や、加盟労組間の連携強化を進めていくと確認した。篠原正人代表(武田薬品労組)は「組合員の声を基に現場課題を把握し、政策実現に向けて活動を展開していく」と述べた。
役員改選では篠原代表と鴻上達也副代表(日本新薬労組)を再任。副代表に西口竜也氏(シスメックスユニオン)、事務局長に青木寛晃氏(武田薬品労組)の新任を決めた。
新たに加盟したバイタルネット労組の横山雄大執行委員長は「医薬品卸業界はその在り方について岐路に立たされている。現場で起きていることをつまびらかにし、生命関連事業の一員として働く我々が使命を全うできるよう協力してまいりたい」との挨拶を寄せた。