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インタラクティブS 「オンライン面談」でMRと医師がコンテンツを同時操作 面談精度向上ツール開発

公開日時 2022/10/25 04:52
インタラクティブソリューションズはきょう10月25日から、MRが医師等とZoom上でオンライン面談する際に画面表示するデジタルコンテンツを双方で同時操作できるサービス「iCollaboration(アイコラボレーション)」の提供を開始すると発表した。Zoom上に表示された適正使用情報のデータを複数人が同時に操作することで、医師側の意向をMRが具体的に受け取り、参加者同士の意思疎通を瞬時に図ることが可能となる。コロナ禍でMRのオンライン面談の実施機会が増える一方、1回あたりの面談精度をいかに向上させるかが課題となっていた。

◎Zoom社と今年7月に「ISVプログラム」を締結

同社は、Zoom Video Communications, Inc.(米国カリフォルニア州:Zoom社)と2022年 7月28日に、Zoom ISVパートナープログラムを締結。MRが医師や医療従事者とオンライン面談する際のリッチコンテンツ(動画やHTMLコンテンツ)画面を顧客と双方で同時操作できる機能開発に着手してきた。コロナ以前のリアル面談であれば、MRが資材の重要部分を指で示したり、聞き手の医師がペンで図を描くなどして、お互いが理解を深めることができた。ただ、コロナ禍のオンライン面談では、話し手のMRが一方的に資材を見せるのみで、「互いの意思疎通を正確に行うことに課題」を感じたことが開発の背景にあるという。

◎医師の意向をMRが具体的に受け取り、意思疎通を瞬時に図る

今回開発した「iCollaboration 」を使ったZoom 上でのオンライン面談では、共有するリッチコンテンツ画面をMRと医師等が同時に操作することで、MRが医師等への情報提供を的確に行うことができる。また、医師等の意向をMRが具体的に受け取ることで、参加者同士の意思疎通を瞬時に図ることができるとしている。さらに、画面操作はログデータとしても取得可能なため、オンライン面談中に医師が示した疑念や質問などに的確に回答することもでき、1回あたりの面談の精度も高まるという。なお、動画コンテンツも双方向で操作できるほか、各社のオウンドサイト(メディア)での会員面談機能としても提供可能となる。

◎インタラクティブS・関根代表取締役「質問への即応性が営業活動を成功に導くカギとなる」

ZVC JAPAN(Zoom)の佐野健ISVビジネスデベロップメントマネージャーは、「両社のパートナーシップによりiCollaborationとZoom Meetingsが統合され、従来よりオンラインコミュニケーションの質が大幅に向上する」と強調した。また、インタラクティブソリューションズ の関根潔代表取締役は、「営業活動がハイブリッドに大きく変化した。このような大きな環境変化の中では、クライアントとの限られた面談時間の有効活用が求められると同時に、クライアントからの質問への即応性が営業活動を成功に導くカギとなる」と述べ、音声認識・AIでのデータ利活用から 営業活動ログであるビッグデータの解析、BIを用いたダッシュボードで一気通貫に解析するプラットフォーム「Interactive-Pro」を提供していくと述べた。
 
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