認知度、信頼・評価ともに中外製薬がトップ
企業評価向上の「打ち手」は個別化対応ツールの開発
公開日時 2022/09/01 00:00
エムスリーが医師を対象に行った「企業ブランド評価」の第2回は「乳がん領域」をお届けする。企業認知度、信頼・評価ともに第1位は中外製薬が輝いた。この領域では競合他社に対し、一歩抜け出た感じ。企業認知度の第2位には小野薬品が、企業信頼度の第2位にはファイザーがランクされた。中外製薬の信頼度の要因分析では、①優れた医薬品、②研究開発力、③製造・生産、④企業の安定性、⑤情報提供、⑥デジタル化、⑦コンプライアンス、⑧医療・社会貢献━━の8項目のうち、6項目でトップを獲得した。一方で企業評価を向上させる「打ち手」では、「個別化医療の促進」や「医師に対する生涯学習の支援」が上位にランクされた。調査は、エムスリーの提供する会員制サイト「m3.com」に登録する医師パネルを使って行った。乳がん領域に関しては乳...