Active-T 人材サービス「MedLab」とパートナーシップ締結 製薬での経験や専門性活かすキャリア支援
公開日時 2022/02/08 04:47
武田薬品のOB有志らによるビジネスコミュニティ「Active-T(アクティブ・ティ)」は2月4日、HTGが運営する人材サービス「MedLab」(メドラボ)とパートナーシップを締結したと発表した。今回の契約締結により、タケダなど製薬企業等の経験や専門性を活かしながらキャリアアップを目指したい人材に対し、メドラボを通じて成長が期待されるベンチャー企業等の紹介を受けることができる。
Active-Tが21年9月に実施した会員ニーズアンケートによると、ビジネスコミュニティに期待することの第1位が「ネットワークや人脈の構築」であることが分かった。記述式の回答からは、副業や兼業を含む自身のビジネスに活用できるネットワークや、人脈への期待が読み取れたという。また、30~40歳代の会員が全体の3割を占めたことから、「つながり」(同門、仲良しなど)を求めるより、事業のPRやコラボレーション、人材募集など、お互いのリソースを活用し現職をより発展させていくことを求めていることも明らかになった。
今回パートナーシップを締結するHTGは、医薬品卸売業の光成薬品を中心に、国内外4社(HTG、光成薬品、光成薬業・台湾、光成堂)で医薬品卸売業プラットフォーム事業や投資・金融事業を展開している。同社は今年、大学発ベンチャー企業の成長を支援する人材サービスとしてメドラボを立ち上げた。
Active-Tは、今回のパートナーシップの締結により、製薬経験者の専門性を引き出し 日本のアカデミアから拡がる「イノベーションと需要の好循環」の創出を目指す方針だ。