UCBジャパン 医療者・患者とのコミュニケーションプラットフォーム「UCBCares」構築 24日から運用
公開日時 2021/11/22 04:50
ユーシービージャパンは11月18日、医療関係者・患者との新しいコミュニケーションプラットフォーム「UCBCares(ユーシービーケアーズ)」を構築したと発表した。11月24日から運用を開始する。これまで「くすり相談室」を始めとする複数の外部対応窓口を一元化し、新たに設置する「コンタクトセンター」に機能を集約する。また、プロアクティブな情報提供活動を行う「リモートコミュニケーション」を強化し、医療関係者へのリモートディテールだけでなく、患者の治療をサポートする様々な情報もUCBCaresを通じて発信する予定だ。
UCBCaresには、①コンタクトセンター、②リモートコミュニケーション、③Webサイト(製品、疾患関連情報の提供)-の3つの機能を用意した。それぞれ医療関係者向けと患者向けに対応する。このうちコンタクトセンターは、医師向けとして、製品に関する問い合わせのほかに、資材・文献請求、担当MRとの連絡依頼などの機能を置いた。患者向けでは、製品や疾患に関する問い合わせに対応する。
リモートコミュニケーションは、医療関係者向けとしてリモートディテールやリモート説明会に対応するほか、患者向けには、薬の使い方の問い合わせ、治療中の生活に関するアドバイス、医師とのコミュニケーションのサポート-などの機能を置いている。一方、Webサイトには、疾患別・製品ごとに掲載しているデジタルコンテンツをUCBCaresに集約。その第1弾として「UCBCares乾癬」(医療関係者向け)をオープンする。今後、てんかんなど疾患領域の拡大にも取り組む方針だ。一方、患者向けは22年春の公開にむけ準備している。