日医工 アムロジピンOD錠10mg「日医工」など9成分10品目を一時供給停止に 期間は5月中旬まで
公開日時 2021/02/26 04:51
日医工は2月25日、アムロジピンOD錠10mg「日医工」など9成分10品目について、製造遅延のため一時供給を停止すると発表した。停止期間は3月上旬から5月中旬の範囲内を想定している。対象製品の代替品や参考品を同社のホームページに公開し、医療関係者に対して情報提供を開始した。
【一時供給停止する製品】
アムロジピンOD錠10mg「日医工」PTP100錠(供給停止時期:3月上旬)、▽オロパタジン塩酸塩OD錠5mg「日医工」PTP100錠、PTP500錠、500錠(バラ)(3月上旬)、▽カプトプリル細粒5%「日医工」500g(3月上旬)、▽クレマスチンドライシロップ0.1%「日医工」100g(3月中旬)、▽プリミドン錠250mg「日医工」PTP1000錠、バラ100錠(3月中旬)、▽モンテルカスト細粒4mg「日医工」28包(7包/袋×4)、140包(7包/袋×20)(3月上旬)、▽ラベプラゾールナトリウム錠10mg「日医工」PTP100錠 、PTP140錠、PTP140錠(パッケージ調剤)、PTP500錠、PTP700錠、100錠(バラ)(3月中旬)、▽レバミピド錠100mg「日医工」PTP100錠、PTP500錠、PTP1050錠、バラ500錠(3月中旬)、▽ロスバスタチン錠2.5mg「日医工」PTP100錠、PTP140錠(パッケージ調剤)、PTP500錠、バラ200(3月中旬)、▽ロスバスタチン錠5mg「日医工」PTP100錠、PTP140錠(パッケージ調剤)、PTP500錠、バラ200(3月中旬)。
◎武田テバファーマの後発品事業一部買収に伴う重複品9成分19品目を切換え
日医工はまた、武田テバファーマの後発品事業の一部を買収に伴う重複品9成分19製品について、いずれも製造販売元が武田テバファーマ、武田テバ薬品の製品を代替品とする方針を発表した。3月上旬から代替品への切り替えを行い、5月中には殆どの製品で切り替えが完了する。ただ、一部製品は最長で12月下旬まで要するものもある。代替品への切り替えに際しては、これまで製品名にあった「日医工」から、「武田テバ」、「テバ」、「タイヨー」に替わることになる。