メーゼントは進⾏型多発性硬化症の移行を抑制 ノバルティスセミナー
公開日時 2020/09/23 04:50
ノバルティスファーマは9月18日、多発性硬化症に関してメーゼント錠(一般名シポニモド フマル酸塩、効能・効果・⼆次性進⾏型多発性硬化症の再発予防及び⾝体的障害の進⾏抑制)のメディアセミナー 「進⾏型 MS(多発性硬化症))とその治療」を開催した。同社はメーゼント錠を9月14日に発売している。
東京⼥⼦医科⼤学脳神経内科の清⽔優⼦特命担当教授は、国内で初めて⼆次性進⾏型多発性硬化症の再発予防及び⾝体的障害の進⾏抑制の効能を取得したメーゼントを評価。「治療薬がなかった進⾏型MS患者に対するニーズに応え、再発寛解型多発性硬化症患者が抱える進⾏型MSに移⾏する不安を軽減させることが期待される」と述べた。
進⾏型MSに移⾏しても、メーゼントで疾患進⾏を抑制できることで、就職・結婚・出産などの⼈⽣のライフイベントを、より希望を持って迎えてもらえると指摘した。