関西医大を中心に大規模な連携ネットワーク発足
地域医療連携推進法人北河内メディカルネットワーク
公開日時 2020/08/31 00:00
人材の平準化・良質化を突破口に地域医療の底上げ目指す北河内メディカルネットワークは、関西医科大学を中心とした近畿圏では最大規模の地域医療連携推進法人。北河内二次医療圏で病院を運営する12の法人・個人が社員として集まり、その病床数の合計は約3000床と同圏域の3割弱を占める。2019年6月に認定を受けてから1年以上が経過しているが、同法人が最も注力しているのは参加病院の医療の質の向上、ひいては地域医療全体の底上げだ。中長期的には、新たな社員を募ってのさらなる規模拡大、そしてスケールメリットを活かした医療機器・医薬品等の共同価格交渉なども視野に入れる。同法人の目的や特色、連携推進方針に掲げている業務を進めていくための戦略等をレポートする。(富井和司)制度創設時から検討を開始合同勉強会経て参加を募...