大日本住友製薬 リモートMR「iMR」、バーチャルMR「vMR」のサービス開始
公開日時 2020/06/23 04:52
大日本住友製薬は6月22日、オンライン会議システムを用いた「iMR」(リモートMR)による予約面談と、新規オリジナルキャラクター「vMR」(バーチャルMR)による動画コンテンツの配信をそれぞれ開始したと発表した。ポストコロナ時代におけるニューノーマルな情報提供の新たなコミュニケーションチャネルとして活用する考えだ。
◎iMR 双方向の対話型コミュニケーションが可能
iMRは、リモート専任MRによるオンライン会議システムを用いた情報提供で、双方向の対話型コミュニケーションが可能。医療関係者向けサイト上に新規導入したチャットボット(PC、タブレット端末に対応済、スマートフォンでも対応予定)で事前に予約した日時に、リモート専任MRが非定型抗精神病薬「ラツーダ」など精神科領域の製品に関する情報を提供する。主な特長は、診療時間の合間などに面談可能なこと。医局や自宅など希望の場所で面談できる。予約受付時間は24時間365日で、利用時間は平日の11時~19時まで。
◎vMR 3人のオリジナルキャラクター 年齢や性格などを細かく設定
vMRは、3 人のオリジナルキャラクターが同社の医療関係者向けサイトや外部提携サイトのコンテンツに登場し、同社の製品や対象疾患、医療行政などについて説明する。3人のキャラクターは年齢や性格、趣味などの細かな設定があり、表情や動きなど、実際のMRが話しているような人の温かみも感じられるという。いつでもどこでも、スマホやPCなどから視聴できるもの特長の一つだ。同社は、今後様々な製品、疾患領域において順次コンテンツの拡充を進めていく考え。
なお同社は、MRによるFace to Face での医療従事者とのコミュニケーションを引き続き重視する考えを強調する。ただ、医療関係者の多様なニーズに柔軟に対応するため、今後もデジタル技術を積極的に活用し、医薬品の適正使用推進のための情報提供活動に努めていく方針だ。