シュトラウス・ファミリー
公開日時 2020/04/30 00:00
日墺文化協会会員(株)ABC古川 隆ウィーンの観光案内にもよく写真が出てくる、バイオリンを弾きながら少し反り返る姿の金色の銅像はみなさんよくご存じのワルツ王ヨハン・シュトラウスⅡ世のものですね。リンク沿いの市立公園(Stadtpark)の中にあり、観光客が代わる代わるその前に立って記念撮影をしています。ベートーベンの生誕250周年の陰に隠れてしまっていますが、今年はシュトラウス・ファミリーの次男坊ヨーゼフの没後150周年でもあります。今回のお話はシュトラウス・ファミリーについてです。ウィーンには作曲家ゆかりの場所がたくさんあり、シュテファン寺院裏のモーツァルトハウスや以前このコーナーでも取り上げたベートーベンの家などには多くの人が訪れています。時代がもっと下ってきた頃のシュトラウス...