がん免疫療法薬キイトルーダ 薬価を17.5%引下げ、20年2月に 特例拡大再算定で
公開日時 2019/11/14 03:51
中医協総会は11月13日、MSDのがん免疫療法薬で抗PD-1抗体のキイトルーダ点滴静注(一般名:ぺムブロリズマブ(遺伝子組換え))について、特例拡大再算定を適用することを了承した。現行薬価から約17.5%引き下げる。新薬価は、医療機関の在庫の状況などを踏まえ、2020年2月1日から適用する。
19年6月診療分のNDBデータに基づいて検討した結果、「年間販売額が1000億円超かつ、基準年間販売額の1.5倍超」という要件に該当すると判断された。ルールに基づき、20mg製剤は現行の7万6491円から6万3077円に、100mg製剤は37万1352円から30万6231円にそれぞれ改定する。