GEヘルスケア AI搭載のCT装置「Revolution Maxima」を発売
公開日時 2019/10/18 03:50
GEヘルスケア・ジャパン(本社:東京都日野市)は10月17日、人工知能(AI)を搭載したCT装置「Revolution Maxima(レボリューション マキシマ)」を国内で発売した。同装置の発売は世界初。胸部CT検査時には、ポジショニングのずれが95%の頻度で発生しているとの報告もあるなか、AIの活用で、最適なポジショニングを自動で計画。患者ごとに効果的なCT検査を実現する。
同製品は、最新のディープラーニング技術を搭載したCT装置。独自の次世代画像再構成技術によって、従来の製品と比べ最大82%の被爆を低減できる。さらに、画像ノイズを増加させることなく、高分解能の画像を得ることができるという。同社では、「これにより低線量であっても十分な診断画像を獲得できる」としている。
CT検査をめぐっては、人材不足やローテーションによるCT検査のばらつきが課題となっていた。同社では、「こうした課題をAIによって解消し、作業の効率化に貢献する」としている。